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ドナルドソンがSolaris Biotechnologyを買収

ミネアポリス - 革新的なフィルトレーション製品およびソリューションの世界的な大手メーカーであるDonaldson Company, Inc.(NYSE: DCI)は、本日、Solaris Biotechnology Srl(以下「Solaris」)を買収したことを発表しました。 Solarisは、食品、飲料、バイオテクノロジーなどのライフサイエンス市場で使用されるバイオリアクターや発酵槽、接線流ろ過システムなどのバイオプロセス装置を設計および製造しています。 Solarisの製品ポートフォリオは、研究開発用のベンチトップシステムから、試験用ならびに商業レベルの製造システムにまで及びます。

「私たちはSolarisの企業としての能力と成長性に期待しています。また、今回の買収はドナルドソンの事業にとって、ライフサイエンス市場で存在感を強化するための重要なステップです」

ドナルドソン 会長兼社長および最高経営責任者 Tod Carpenter

「Solaris社を迎えることによって、ドナルドソンは食品および飲料分野のお客様により包括的なソリューションを提供できるようになるとともに、バイオ医薬品をはじめとする主要なライフサイエンス市場に事業を拡張できます。 ドナルドソンはこれらの市場におけるプレゼンスの確立に取り組んでいます。ドナルドソンでは既存事業の集中的な成長と、さらなる買収の両方に大きな機会を見出しており、今回の買収により、戦略的優先事項を実現しつつ、ステークホルダーに対しても新たな価値を創造できると、自信を持って言えるようになりました」と、ドナルドソンの会長兼社長および最高経営責任者であるTod Carpenterは語っています。

また、Solarisの共同創設者であり最高経営責任者であるMatteo Brognoliは次のように述べています。「ドナルドソンの一員となることで、Solarisはグローバルな規模と財政面での柔軟性を獲得し、今後も成長計画の実現に取り組むことができます。このチャンスを非常に嬉しく思います」 「ドナルドソンと同様に、Solarisも強力な顧客関係のもとに事業を展開し、先進技術によるソリューションを提供しています。 ドナルドソンの一員になることで、急速に拡大しているSolaris製品の需要に迅速に対応できるようになるとともに、ライフサイエンス分野におけるドナルドソンの事業拡大に重要な役割を果たすことができます」 Brognoliは引き続き日常業務の運用やビジネスの継続的成長を担当するマネージングディレクターとしてSolarisを率いることになります。

2002年に創立されたSolarisは、イタリアのポルトマントヴァーノに本社を、カリフォルニア州バークレーに米国事業所を置いています。 従業員はおよそ30人です。 ドナルドソンはSolarisを約4,100万ユーロで買収しました。 ドナルドソンは2021年の売上高を約500万ユーロと予測しており、これは工業製品セグメントのドナルドソン産業用フィルトレーションソリューション事業によるものとしています。

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